悩み
- 花屋でアレンジを買いたいけれど失敗したくない…。
- アレンジを注文するときに気をつけることが知りたい…。
- アレンジを悩まずサクッとスムーズに買いたい…。
- アレンジをプレゼントするときに相手に喜んでもらいたい!
- 前回、アレンジをプレゼントしたときに失敗したから今度こそ失敗したくない!
今回はこのような疑問や悩みを解決します。
執筆者情報
- 【現役】花屋の店長(勤務歴35年以上、店長歴25年以上。)
- 「花束」「アレンジ」作品数は約3万点以上。
- このサイト「はなラブログ」の花の画像はすべて作った作品。
今回の記事を読むことで、花屋でアレンジを購入するときに失敗しなくなります。さらに、アレンジを失敗することなくスムーズに注文したり、見た目だけではなく記憶にも残るようなアレンジを相手にプレゼントしたりすることができるようになります。そして、アレンジをプレゼントした相手の喜んでいる笑った顔を見ることができるようになります。
さっそくアレンジを買うときに失敗しない方法について知りたい方はこちら。
目次
花屋で売っている「アレンジ(アレンジメント)」って何?
花屋で売っている「アレンジ(アレンジメント)」とは花や植物などを組み合わせて作った商品です。花束のように花瓶などを用意することなくそのまま飾れる人気の商品です。
アレンジは、花や植物の種類、色、形、大きさ、質感などを考慮してデザインされているので、いろいろな組み合わせでさまざまな雰囲気やイメージを表現することができます。
一般的に、季節の花やイベントに合わせたアレンジが作られているので、贈り物やお祝いの場で使用されることが多いです。また、花束よりもかんたんに管理ができるので自宅やオフィスのインテリアとしても人気があります。
花屋のアレンジを大切な人にプレゼントすることがオススメな理由
アレンジを大切な人にプレゼントすることがオススメな理由がこちらです。
- 花束とはちがう花の良さを伝えられる
- 印象に残るプレゼントができる
- 相手の好みに合わせてプレゼントができる
- 花の美しさやステキさを長い時間楽しめる
- メッセージを込められる
花束とはちがう花の良さを伝えられる
アレンジは花や植物の美しさが相手に伝わるように、色、形、長さなどを調整しながら作ります。花の良さや植物の良さを最大限に引き出しているので花束にはできない表現方法で花の良さを伝えることができます。
印象に残るプレゼントができる
贈り物の定番である花束とはちがいアレンジは芸術的なデザイン性を持つので、あなたの感性や独創性、オリジナリティを表現することができるので、プレゼントをする相手の印象に残る贈り物を渡すことができるようになります。
相手の好みに合わせてプレゼントができる
アレンジは花の種類や配置によって多彩な雰囲気やイメージを表現できるため、相手の好みに合わせたプレゼントができます。
花の美しさやステキさを長い時間楽しめる
アレンジは長く楽しめるインテリアとしても使えるため花束よりも実用的で相手に喜ばれることがよくあります。
メッセージを込められる
花にはそれぞれ花言葉があります。そのため、アレンジにあなたが込めたいメッセージをさりげなく込めることができます。アレンジはプレゼントする相手に「見た目の華やかさ」だけではなく「心に響くメッセージ」をそっと付け加えることができます。
花屋でアレンジを買うときに失敗しない5つの方法
花屋でアレンジを買うときに失敗しない5つの方法がこちらです。
失敗しない5つの方法
購入したいアレンジの値段(料金)を決める
花屋でアレンジを買うときに失敗しないようにするためには、購入したいアレンジの値段(料金)を決めることがたいせつです。
アレンジを注文するときは、
「○○円でアレンジを作ってください。」
「アレンジを予算○○円でお願いしたいのですが作ってもらえますか?」
など、予算を伝えることでスムーズにアレンジを購入することができます。
アレンジを注文するときの相場っていくら?
アレンジの相場としては3種類です。
3,000円~
5,000円~
10,000円~
- 誕生日やお祝いなどのアレンジが「3000円~」「5000円~」
- スタンド花やお店の開店祝い用など目立つような大きいアレンジを注文したい場合は「10000円~」
上記が予算のイメージです。
ちょっと高い…。
と思ったあなたも安心してください。店頭で注文して持ち帰りの場合は1000円程度からでもアレンジは注文できます。しかし、1000円ではちょっとしたアレンジになって残念に思うこともあるかもしれないので、購入まえに花屋でどのような作品になるのか確認することをおすすめします。小さな可愛いアレンジを作ってもらえるかもしれないので聞いて損はありません。
注意
アレンジの値段を伝えても、さらに料金がかかる場合があります。
「?」
アレンジを注文して持ち帰るのであればいいですが、「どこかに送ってもらう」となると送料がかかる場合があるので確認を忘れないようにしましょう。
3,000円でアレンジを頼んだのに気付けば送料合わせると5,000円近くになる…。
と思って「うッ…。」とならないように気をつけましょう。
アレンジを渡すまでの管理に気をつける
花屋でアレンジを買ったあとに、相手へプレゼントするまでのアレンジの管理には気をつけましょう。せっかくキレイな相手が喜ぶアレンジを買ったのに、渡すまでに花が傷んでキレイではなくなったらとても悔しい気持ちになると思います。後悔しないためにもアレンジの管理はしっかりとするようにしましょう。
アレンジを相手にプレゼントするまでは風通しの良い涼しい場所で保管するようにしてください。また、半日に1回は上から霧吹きで水をふきかけるようにしてください。
注意
アレンジを購入したあとはできるだけ花には触らないようにしましょう。
「ちょっと形を変えようかな…。」
「もっと花が見えるように位置を変えようかな…。」
「この葉っぱはいらないかな…。」
などと思って完成したアレンジを触って、花や草、葉っぱなどの位置を変えないようにしましょう。アレンジは1番キレイに見えるように全体のバランスを考えて作られています。そのため、花の大きさや茎の長さ葉っぱの数などを勝手に切ったりちぎったりしないようにしましょう。
勝手に配置を変えて、
「どうしよう…。戻らない…。」
となってせっかくのプレゼントが台無しになって後悔する可能性だけは避けるようにしましょう。
アレンジの出来上がりの目安を考えておく
アレンジをプレゼントしたい場合はアレンジが完成するまでの時間も考えるようにしましょう。
「アレンジがほしい!」
「アレンジを作ってください!」
「かしこまりました。」
「ありがとう!」
このようにアレンジがほしいからと花屋でアレンジを注文してすぐにアレンジを作ってもらえるわけではありません。
アレンジを作るには作成時間も必要になるので時間には余裕を持つようにしましょう。
参考
私が日頃、アレンジの注文を受けてお客様にアレンジをお渡しするまでにかかる時間を参考までにお伝えします。
- 3,000円の場合だったら10分~15分。
- 5,000円以上の場合は15分~30分以上かかる場合もあります。
※予約の注文が入っていたり他の作業で優先すべきことがあったりすれば注文を受けてもアレンジのお渡しまでにさらに時間がかかる場合があります。
上記のようにアレンジを完成させるまでにも時間がかかるので、お店へ行って注文したらすぐにアレンジをもらえるとは思わないようにしましょう。失敗しないためにも事前に電話で伝えたりネットで予約注文をしたりするなどの対策をしてお店へ行けば「受け取るだけ」になるのでスムーズです。
アレンジを注文するときに「花」「色」「場面」を伝える
花屋でアレンジを注文するときにプレゼントする相手のことをリサーチしたりイメージをもったりしてアレンジを注文するようにしましょう。
このときのポイントが3つです。
- 花
- 色
- 場面
この3つをしっかりと意識することで、あなたはアレンジをスムーズに、そして、相手に喜んでもらえるアレンジを注文できるようになります。
1つずつ紹介します。
花
アレンジを作ってもらうときに、相手の好きな花、または、あなたがアレンジに入れてほしい花がある場合は、しっかりと「○○の花を使ってアレンジを作ってください。」と伝えるようにしましょう。花屋の仕入れている花の状況にもよりますが注文するときに対応してもらうことであなたの納得できるアレンジが完成するようになります。
色
アレンジを作るときに相手の好きな色や相手が喜びそうなイメージの色などがわかればしっかりと伝えるようにしましょう。花の色にはたくさん種類があります。そのため、できあがったアレンジを見て、
「思ったよりも赤が少ない…。」
「緑色が多いな…。」
「もっといろんな色を使って華やかにしてほしかった…。」
などと、アレンジのパッと見の色合いで不満をもたないようにするためにも、事前に使ってほしい色やイメージカラーなどを伝えるようにしましょう。
場面
アレンジは花の種類や色だけではなく、アレンジをプレゼントする場面についても伝えることができればより良いアレンジをつくってもらえる可能性がグッと高まります。
例えば、
自宅のリビングの目立つところに置いていつでも見てもらえるような作品
玄関にさりげなく置いてあってパッと見たときの印象を良くする作品
お店の入り口に特別感と華やかさをアピールできるような作品
など、いろいろと作り手も考えられるようになるので、あなたが納得できるアレンジに仕上がる可能性がグッと高くなります。
渡すときのタイミングや説明するべきアドバイスを知っておく
アレンジを「どうぞ。」と渡すだけではなく、相手へプレゼントしたときに、
アレンジを、
- どのように管理したらいいのか
- 気をつけたらいいのか
などのアドバイスや注意すべきポイントなどもひと言伝えることで相手により喜んでもらえるようになります。そして、ほかの人よりも印象がよくなって記憶にも残るので、何も考えずにただアレンジを相手にわたすだけではなくアドバイスや注意ポイントを伝えることはやらないと損です。
ポイント
アレンジをわたすときに相手へ伝えることとしては、「花束と違って重い」ということを伝えましょう。
買ったアレンジを相手にプレゼントするときはいつ渡してもかまいませんが、アレンジは花束と違って重たいです。そして、花束のように抱えて持つこともできません。そして、逆さにすると水がこぼれてしまうので気をつけながら持つ必要があります。
「花束のようには持てないことはイメージできるけど、どうして花束よりも重たくなるの?」
花束の場合は下の茎の部分にちょっとだけ水を含ませたコットンなどを巻き付けているだけなのでほとんどが「花束」の重さです。
アレンジはコットンなどではなく「オアシス」という水をたっぷりと染みこませた土台を使って作っています。そのため、花や葉の重さだけではなくたっぷり水を含んだオアシスの重さも合わさるので重たくなります。
そのため、アレンジをプレゼントするときは「ちょっと重たいよ。」と伝えて、「逆さにすると水がいっぱいこぼれるかも」と相手に伝えてあげましょう。
さらにポイント
花束とちがってアレンジの良さはもらってすぐに置いて飾れるところです。しかし、「容器を変えたい」と思う人もいます。その場合は「変えてもOK」と言うことを伝えてあげましょう。そして、容器を変えるときは下にオアシスがあるので、丁寧にオアシスごと容器に移し替えるように伝えてあげましょう。そして、水をあげるときは半日に1回程度霧吹きで水をあげて、オアシスの水がなくなってきたら水を染みこませるように伝えてあげましょう。
注意
オアシスに水を含ませるためには下から染みこませるようにしましょう。上からだと表面だけが濡れてオアシスに水が染みこまないので、下から水をじっくりと吸わせて染みこませるようにしましょう。
まとめ:5つの方法を実践することで、花屋でアレンジを購入するときに失敗しなくなる
今回は、花屋でアレンジを買うときに失敗しない5つの方法について紹介しました。まず、アレンジをプレゼントに選ぶならば、アレンジを大切な人にプレゼントすることがオススメな理由について知ることがたいせつです。
理由がこちらです。
- 花束とはちがう花の良さを伝えられる
- 印象に残るプレゼントができる
- 相手の好みに合わせてプレゼントができる
- 花の美しさやステキさを長い時間楽しめる
- メッセージを込められる
そして、あなたが花屋でアレンジを買うときに失敗しない5つの方法がこちらです。
失敗しない5つの方法
この5つの方法を実践することで、花屋でアレンジを購入するときに失敗しなくなります。
さらに、アレンジを失敗することなくスムーズに注文したり、見た目だけではなく記憶にも残るようなアレンジをプレゼントしたりすることができるようになります。そして、アレンジをプレゼントした相手の喜んでいる笑った顔を見ることができるようになります。
今回の記事がちょっとでも参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。